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薬を使用する時に意識すること

薬を使用する時に超絶意識すること

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女性として体を変化させようとか、男らしい自分の体が嫌で男らしさを消そうと思っている人はたくさんいることでしょう。

 

でも、最低限これ知らないと最悪命の危険もあるよってことをあなたにご紹介します。
それは…

 

・薬の名前
・有効成分
・有効成分の含まれている量

 

以上3つに気をつけましょう。

 

これがわかってないと無駄にお金を損してしまったり、体を危険にさらす恐れがあるので、本当に気をつけないとダメな部分です。

 

 

薬の名前

製薬会社がくすりにつけた名前です。
料理でいうなら、鶏肉と鶏卵を焼き+煮て、白米にぶっかけた料理を「親子丼」と名付けた感じですね。

 

身近なもので言うと頭痛・生理痛の痛み止め薬として市販されている「バファリン」とか「ルナ」とか「イブ」とか「タイレノール」とか「ロキソニンS」とかがこれです。

 

気をつけないといけないのは、薬の名前と薬の有効成分を間違って覚えることです。

 

 

有効成分

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有効成分は薬の中に含まれている、効果を発揮する成分です。

 

頭痛・鎮痛薬でいうなら、痛みを抑えるのに効果を発揮する成分のことですね。

 

先ほど紹介した「バファリン」だと有効成分は「アセチルサリチル酸」です。
「ルナ(バファリンルナ)」だと有効成分は「イブプロフェンとアセトアミノフェン」です

 

イブの有効成分は「イブプロフェン」で、
タイレノールの有効成分は「アセトアミノフェン」です

 

ロキソニンSの有効成分は「ロキソプロフェンナトリウム水和物」というやつです。

 

ひとことに「頭痛薬」といっても、有効成分はアセチルサリチル酸だったり、イブプロフェンだったり、アセトアミノフェンだったり、ロキソプロフェンナトリウムだったり…

 

中身が違ってくるので、人によっては合う、合わないがあり、好みがわかれます。

 

さきほどの「親子丼」の例でいうと、「米、鶏肉、鶏卵」が有効成分で、添加物として、「醤油、みりん」って感じでしょーか。

 

ようするに、その薬の中で一番メインな部分でかつ、薬の使用目的に効果を発揮する成分のことです。

 

 

 

有効成分の含まれている量

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先ほど頭痛薬を例としてあげたので、わたしが愛用してる「イブ」で話します。

 

イブの有効成分は「イブプロフェン」ってことは覚えてますか? ちょと専門用語と聞き慣れない言葉がならんでるので、頭が痛くなってきたかもしれません。

 

ちょっと、首の体操したり、コーヒーのんだりして、少し落ち着いてから読んでもいいですよ。

 

 

ちなみに、コーヒーに含まれるカフェインには頭痛を緩和する効・・・
(話がごちゃっとするのでここらでやめます(笑))

 

 

イブには、イブA錠、イブA錠EX、イブクイック頭痛薬、イブクイック頭痛薬DXというバリエーションがあります(HP調べ)

 

イブA錠には有効成分の「イブプロフェン」が1錠あたり150mg含まれていますが、イブA錠EXにはイブプロフェンが1錠あたり200mg含まれています。

 

同じイブA錠でも、イブプロフェンの量が違うので頭痛抑制効果に少し差が出るってワケですね。

 

 

似たものだと、黄体ホルモン薬の「プロベラ」に「プロベラ5mg」とプロベラ10mg」があるような感じですね。
あ、なんとなくイメージ湧いたでしょうかね?

 

 

じゃあ、イブクイック頭痛薬にはイブプロフェンが大量に入っているのか??
っていうと、そんなことはなく、イブA錠EXと同じ200mgのようです。

 

しかし、即効性を出すために酸化マグネシウムを配合しているみたいです(HP参考)

 

酸化マグネシウムが胃酸を中和して鎮痛成分の吸収を促進するとかHPに書いてあるんですが、この場合「酸化マグネシウム」が添加物という感じ。

 

更にグレードが上な「イブクイック頭痛薬EX」では、やはりイブプロフェンの量は1錠あたり200mgで同じなんだけど、クイックアクション製法で早く吸収されるとか、鎮痛成分の効果を高める成分を2種類配合してるとか書いてあります。

 

つまり、添加物によって薬の利き目を早くしたりしているからグレードを上にしてるワケです

 

 

 

ジェネリック医薬品と本家ってどう違うの?

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よくある疑問で「本家とジェネリック(後発医薬品)ってどう違うの??」があります。

 

これは有効成分は同じなんだけど、製造方法や添加物が違ったりします。

 

※こちらの記事も参考にどうぞ→「ジェネリック医薬品って何?」

 

 

先ほどから例にしてる「イブプロフェン」を含むイブA錠だったとしたら、有効成分「イブプロフェン」を含んでおけば、あとはどんな作り方をしてもジェネリックと呼べるし、添加物の酸化マグネシウムとか無水カフェインが入っていなくても「イブA錠のジェネリックだ」と言えるかんじですね。

 

イブA 錠EXと、イブクイック頭痛薬を比較してみると、有効成分の「イブプロフェン」の量は1錠あたり200mgと、同じなので知らない人がみたら「全く同じじゃねーか」と思いがちです。

 

が、

 

酸化マグネシウムを含ませたり、「クイックアクション製法」なる作り方をしてたりしてけっこう違うみたいです。

 

 

その違いは薬局での金額の差として明確に出てますので、販売元のエスエス製薬としては「一緒にしてもらうのは困るな!!」と言いたいことでしょう。

 

 

有効成分が同じものでも、製法や添加物によって差が出てくるので、本家とジェネリック医薬品を比較した時に「合う」「合わない」の差が出てくるのだと思われます。

 

 

 

有効成分を意識しないと起きる悲劇

 

すこし稀(まれ)なケースですが、今までプレマリンやプレモンを服用していたMTFさんが薬をリノラルやダイアン35などに変えた際、「今まで女性ホルモン薬を1日6錠飲んでたから、リノラルを6錠飲もう」

 

…などと安易に考えてしまうことがあるみたいです。

 

 

プレモンやプレマリンに入っている有効成分は「結合型エストロゲン」で、リノラルの有効成分は「エチニルエストラジオール」というものです。

 

そもそも有効成分が違うので、プレモンを1日6錠飲んでたからリノラルも6錠

 

という安直なことをすると、体にも負担が大きくなってしまうので注意が必要です。

 

結合型エストロゲン製剤は天然エストロゲン製剤でE1(エストロン)系です。
エチニルエストラジオールは合成エストロゲン製剤でE2(エチニルエストラジオール)系。
エチニルエストラジオール(EE)は最強のエストロゲン活性を持ち、天然型エストロゲン製剤の数倍の力があると言われています。

 


プロギノバ(Progynova)2mg

 

女性ホルモン薬には、リノラル以外にも「プロギノバ」というものもあります

 

プロギノバの有効成分は「エストラジオール」というもので、これもプレモンの有効成分である「結合型エストロゲン(E1系)」とは違います。

 

 

女性ホルモンのうち卵胞ホルモン(エストロゲン)にはE1エストロン、E2エストラジオール、E3エストリオールと種類があります。

 

強力な順番にならべると、

エストラジオール>>エストロン>>エストリオール 

という順番。

 

また、女性ホルモン薬には、本来の女性ホルモンの構造に近い「天然型エストロゲン」と、全く一から合成した「合成エストロゲン」があります。

 

天然エストロゲン製薬には結合型エストロゲン(E1系製剤)と17βE2製剤とE3製剤があります。

 

17βE2製剤は結合型エストロゲンを有効成分とするプレマリンなどよりもホルモンとしての活性が低いと言われています
(※17βエストラジオールのことですね)

 

 

 

難しいうんちくはこれくらいにしておきましょう。

 

よーするに、ひとことで「女性ホルモン薬」といっても、卵胞ホルモン(エストロゲン)や黄体ホルモン(プロゲステロン)があるし、卵胞ホルモンだけを見ても有効成分には「結合型エストロゲン」「17βエストラジオール」「エストリオール」「エチニルエストラジオール」などがあるということです。

 

覚えるのはかなり面倒に感じると思います。

 

 

私もこれ覚えるのに時間かかりましたし、紙に書いたりエクセルシートに書き起こしたりしてやっと覚えました。

 

命にかかわるし、自分のトランスの進行速度にも関わるし、一生付き合っていく女性ホルモンですから、時間かかっても必ず覚えておいたほうがいいです。

 

 

 

今までプレモンを1日6錠飲んでたんだけど、リノラルに変えて「同じ女性ホルモンだから」と思ってリノラルを1日6錠も飲むと体調に異常をきたすのは当然といえば当然なのかもしれません。

 

女性ホルモンという枠で見れば同じに感じるかもしれませんが、中身は別モノですので、「有効成分」や「有効成分の量」は本当に気をつけたほうがいいです。

 

 

 

同じプレモンでも、1.25mgと0.625mgがあるんですが、これは有効成分の「結合型エストロゲン」の1錠あたりに含まれる量が1.25mgなのと0.625mgであるのの違いというワケです。

 

ここは超絶意識しておきたい部分ですね。

 

 

 

 

 


 

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