女性ホルモンについての知識【1】 ホルモンについて

女性ホルモンの知識【1】基本

女性ホルモンの知識【1】基本的な知識


女性が女性らしくあるためのホルモン。

 

女性ホルモンには大きく分けて「卵胞ホルモン」「黄体ホルモン」
2種類あり、そのうち「女性らしい体つき」を
左右している
のが卵胞ホルモンだと言われている。

 

更年期の女性や、何らかの理由で思春期を過ぎても
女性ホルモンがあまり分泌しない女性に対しては、女性ホルモンが含まれている薬
(女性ホルモン薬)が医師から処方されたりする(この場合、保険適用)

 

本来、女性ホルモン薬は作用の強い薬であるため、
医師の処方がない限り一般人が手に入れることはできない

 

ただ、外国からの輸入は個人の場合、法律で認められているので、
女性の体を目指している性同一性障害のMTFの多くが
海外から輸入した女性ホルモンを使用している。

 

また、個人輸入を代行してくれるHPや、ネットショップも増えているので、
インターネットが普及していなかった昔よりは個人輸入のハードルは低くなっている。

 

 

MTFが女性ホルモンを使用すると、まず最初に血液中の女性ホルモン値が高くなる。

 

睾丸が体にある場合、女性ホルモンが増えると、負けじと男性ホルモン量が増える。

 

このままでは、体の女性化はできないので、増えた男性ホルモン量よりも
多く女性ホルモンを体の中にいれたり抗男性ホルモン薬で血液中の男性ホルモンを抑えると
女性ホルモン優位となって、そこから身体の女性化がおきていく

 

▼こちらの動画でも説明しています
初級女体化講座#6

 

男性機能の低下

まず、最初に変化するのが「男性機能」の部分かもしれない。

 

血液中の男性ホルモン値が下がることで、
男性的な性欲がかなり減る。

 

ホルモンを継続して半年もすぎれば睾丸ではもう、
精子も作られなくなるだろう。

 

MTFにとっては嬉しい限りである。

 

乳腺の発達

女性ホルモン開始1ヶ月目あたりから、
乳首や胸のあたりに痛みやシコリができはじめる。

 

女性ホルモンの影響で乳腺が発達して
胸を大きくする準備をしているので痛みが出る。

 

まるで思春期の女子みたいな感覚かもと感じるけど、
残念ながら思春期の女子ほど胸は大きくならない。

 

人によってはC〜Dカップほどに成長する人もいるけど、
かなり珍しい例なので、あまり期待しないほうがいい。

 

ニューハーフとして夜の仕事で働いている人はこのことをしっかり把握しているので、
胸が大きい人の10人に8人は豊胸であったりする。

 

ちなみに、ホルモンで胸が大きくなる人の特徴は…

1)毎日マッサージ
2)よく食べる
3)ほどよく筋肉がある
4)ほどよく脂肪がある

以上の共通点がある。 参考にどうぞ

 

 


生まれながらの女性(純女)の場合、3歳ごろから女性ホルモンが分泌し始め、
10〜11歳(思春期)を過ぎた頃から一気に女性ホルモンが
その人の体格や骨格、脂肪の付き方に影響を与える。

 

MTFの場合、10〜12歳頃から女性ホルモンを始めれば純女とあまり見た目も変わらない
体格になる
だろうけど、20代を過ぎていれば、骨格はあまり変わらない。

 

そもそも骨格や体格、体毛などは、自分の成長の中で
「増える」ことがあっても「減る」ことは基本的にない

・骨格
・体毛
・声
・肌質

これらはすべて、女性ホルモンでは変わらないのだ
(肌質は若干改善されますが)

 

 

骨格

肩幅、胸骨、肩甲骨、喉仏、
足のサイズ、手の大きさ、指の長さなどなど…

 

外科手術で削らない限り変化しない(喉仏は美容外科で削れます)

 

体毛

女性ホルモンをやっても、ヒゲは減らないし、すね毛などのムダ毛も減らない。

 

なので多くのMTFは永久脱毛にお金を掛けているのである

 

女性ホルモンをやっても声は高くならないし、声質も全く変化しません。

 

しかし、MTFの中には、女性的な声を持っている人、
昔よりも明らかに声が女性的に高くなっている人がいる。

 

この理由は、「トレーニング」によるものだったり「喉の手術」をしていたり、
「声がわりしてない人」だったりして理由は様々。

 

彼女たちは彼女たちなりに努力しているのです。

 

 

女性ホルモン使用の際は、以上のことをしっかり頭に入れて使用してほしい。

 

「女性ホルモンさえ使えば女性になれるんだ!」と、思ったら大間違い。

 

女性ホルモンは、あくまで補助として考えて、普段の生活での仕草、
声の出し方、声の高さ、服装、髪型などなど・・・

 

1つ1つのコトに女性らしさを意識していくことで女性としての生活することができるのです。

 

まぁ、そんな難しいコトじゃないですから気楽にいきましょう。

 

また、女性ホルモンを一度始めたら、死ぬまで継続する必要がありますので、
「女装は趣味」とか「ハゲ対策」などなど、
男としての人生を凄そうと思っている人、
「男性機能を失いたくない」と思っている人は絶対に手を出さないように。

 

 

 

身体への影響

今すぐ健康に被害を与える副作用はあまりないですね。

 

初めて女性ホルモンをした人は

眠気、だるさ
吐き気
頭痛

以上のことを感じたりしますが、身体が女性ホルモンに慣れてくると徐々になくなっていきます。
(身体が女性ホルモンに慣れてくると、逆に女性ホルモンがないとダルくなったりします。)

 

 

長期使用による副作用

血栓症

女性ホルモンの影響で、血液が凝固しやすくなるため
「血栓症」という病気になる可能性が高くなります。

 

特に、タバコを吸っている人は、吸っていない人よりも血栓症のリスクが高まるため、
長生きしようと思うなら今すぐ禁煙外来にいくのが賢い選択かと思う。

 

肝機能障害

女性ホルモンを服用すると、肝臓に負担がかかるので、
長期使用によって肝機能障害になる可能性があります。

 

特にアルコールが大好きな人、飲むのが好きな人は肝機能障害になりやすいです。

 

健康的に長生きしたいなら、アルコールは週2〜3日、嗜(たしな)む程度に楽しみましょう^^

 

その他の詳しい副作用についてはこちらの動画でも紹介しています
▼初級女体化講座#7

 

これからホルモンやろうとしている人へ

大してビビることはないです。

 

それよりも、そんな些細なことで女として生きる時間が今この瞬間にも
失われ続けていき、自分の身体の中ではますますオッサン化が進んでいる

 

この事実がどれだけコワイものかよく考えればいいと思います。

 

既にホルモンされている方へ

勇気を出してホルモンやったのはおめでとうですが…
そろそろホルモンだけじゃない方法での女性化も始めてみてはどうですか。

 

ホルモンそんなにたくさんやるよりも手術やっちゃえば一発ですよ

 

趣味でホルモンやってる人へ

内心、「辞めてほしい」と思うけど、あなたの人生ですんで何も言うまい。

 

せめて定期的な血液検査くらいはしてください。

 

 


次の記事

「女性ホルモンの知識【2】卵胞ホルモン」へGO!!

 

前の記事

「ホルモンについて」に戻る

 

 

==============================

 

私は女性として社会に溶け込んで生活しています

 

ネットでは顔出しして、堂々とニューハーフだとか、性同一性障害、GIDだとかバラしてますが
それでも日常生活は女性で生活してます

 

周囲の人間もぜんぜん元男だと気付いていないというか、
元男だと知ってても女性扱いされるのが当たり前になってます

 

けっこう自慢ぽく聞こえますね(汗)

 

ですが、昔から女ぽかったとかは一切ありません

 

むしろ体もゴツいし、体毛も濃いし、体格もよくて
声も低かったのでかなり男らしい男で生活していました

 

 

今でも身長は174cmあるし、足のサイズは28cmです
体が大きいので女性服はXXLじゃないと着られないし
丈が足りなくて不格好になることがほとんどです

 

 

っていうかそこらへんの男性よりも体格がいいので
気をつけないと「男が女装してる感」が出てしまいます(涙)

 

 

そんな私ですが、女性として生活するためにホルモンの知識を学び
肉体改造の方法を知り、少しずつ確実に一歩ずつ進んで着た結果
今の生活を手に入れることができました。

 

 

当然ですけど、私も初心者だったし未経験だったし
男だったし、自分への自信もなくてパス度もゼロだった訳です

 

肩幅も広くて骨格もゴツい。

 

こんな私でも行動したら女性で生活できるようになりました。

 

 

結局は行動すれば結果は出ていくのです。

 

誰だって行動すれば女性で生活することができます
(性同一性障害の診断書があるとか無いとか関係なくです)

 

 

行動していけば女性として自分に自信を持てるようになり、
自分が望む生活を手に入れることができるのです。

 

そんな男から女になった方法をこちらの記事で話しています

 

 ↓ ↓ ↓

 

スザンヌみさきの自己紹介と理念

 

===========================

 

>>クリックしてここだけの情報を手に入れる<<

 

 

>>詳細が気になる人はこちらをクリック<<

免責事項

スザンヌみさき制作の「GID-MTFのための女性ホルモン情報」は、掲載の情報についてできるだけ新しくて正確な内容を心がけておりますが、利用者が当サイトの情報を用いて行うことにより、何らかの不利益を被ることがあったとしても、一切の責任を負うものではありません。

関連ページ

女性ホルモンの知識【2】卵胞ホルモン
「卵胞(らんぽう)ホルモン」について説明します。 女性ホルモンには、大きく分けて「卵胞ホルモン」と「黄体ホルモン」の2種類があります。 卵胞ホルモンは主に、女性らしい身体づくりをする力があり、 MTFの場合、皮下脂肪が付く、筋力が落ちる、腰回りに脂肪が付きやすくなる、 おっぱいが大きくなるという働きを促します。 黄体(おうたい)ホルモンは、妊娠期の女性に多く分泌されるホルモンで、 主に妊娠・出産に関わる身体づくりを助ける作用があります。 長くなるので、今回は「卵胞ホルモン」だけに焦点を当てて説明しますよ!
薬を使用する時に意識すること
女性ホルモン、抗男性ホルモン(アンチアンドロゲン)を使うにしても、まずこれ知らないとヤバイし死ぬ危険性もあるから最低限理解しておいたほうがいいことを書き連ねてみた、詳しくは読んでくれ

ホーム RSS購読 サイトマップ
自己紹介 女ホルモン 抗男ホルモン 初心者 玉取り 脱毛 悩み TOP メルマガ