【Sダッシュ!】ホルモン2週間後〜半年後

【Sダッシュ!】ホルモン2週間後〜半年後

女性ホルモンを2週間やってみて

 

エチニル・エストラジオールは強い


エチニルエストラジオール(Etinilestradiolo)0.05mg

 

女性ホルモンを2週間やってみて副作用や体の不調が落ち着いてきた(または慣れた)らホルモン量を増やすかなぁ私の場合ですけど。

 

理由として、女性ホルモン開始直後は量を増やしたくても体が不調になるので、やれない。。

 

でも、慣れたら体の不調も落ち着くし、一気に男性的な部分を抑えて女性的な部分を増やしたいと思うからだ

 

 

思春期から20代中盤までは男女ともに性ホルモンが一番活発な時期だし、少ない量の女性ホルモン投与では、睾丸(キンタマ)を取らないかぎり男性ホルモンが勝ってしまい、なかなか血中女性ホルモン値が上がらない。
そして、血中男性ホルモン(テストステロン)値も下がらない。

 

1年くらい女性ホルモンやってるけど、なかなか男っぽさが抜けないって人は、おそらく投与量が少ないのかなぁなんて思いながら見ていました。

 

 

 

女性ホルモンには大きく分けて卵胞(らんぽう)ホルモンと、黄体(おうたい)ホルモンがあります。
英語でいうと、卵胞ホルモンは「エストロゲン」と言い。黄体ホルモンは「ジェスタージェン」といいます。

 

卵胞ホルモン(エストロゲン)には、更に細かくE1系と言われる「エストロン」とE2系の「エストラジオール」、E3系の「エストリオール」という3種類に分けることができます。

 

 

この「E1」とか「E2」と呼ばれるエストロゲンにはそれぞれ活性の強さが違います。

 

強さ別で並べると
E2>>E1>>>>>E3

 

一番活性が強いのがE2と呼ばれる「エストラジオール」
2番目がE1と呼ばれる「エストロン」
3番目がE3と呼ばれる「エストリオール」です

 

一番活性の弱い「エストリオール」を1とすると、エストロンは5倍の生理活性があり、エストラジオールは10倍の生理活性があります。
詳しくはWikipediaにて → エストリオール-Wikipedia-

 

 

 

次は、エストロゲン製剤(つまりお薬)について。

 

エストロゲン製剤には、本来のホルモンの構造に近い「天然型エストロゲン」というものと、科学的に合成した「合成エストロゲン」があります。

 

天然型エストロゲンには、妊娠した馬の尿から作られる「プレマリン」が有名だと思います。

 

 

天然型エストロゲンにも、さきほど説明したE1、E2、E3という種類のエストロゲン薬があり

 

【E1】エストロン → 結合型エストロゲン製剤
【E2】エストラジオール → 17βエストラジオール製剤
【E3】エストリオール → E3系製剤

と、3つに分けられます

 

 

エストロゲン製剤でもっとも強力なのは「エチニルエストラジオール(EE)」というもので、これは天然型エストロゲン製剤の数倍の活性があるとのこと。
(※ちなみに合成エストロゲン製剤です)

 

女性ホルモン開始初期のMTFさんや、一気に血液中の男性ホルモン値を下げたい、女性ホルモン値を上げたいと願うMTFさんがこのエチニルエストラジオールを愛用しています。

 

 

 

エチニルエストラジオールも良い面ばかりではない

エチニルエストラジオールはエストロゲン製剤の中で、一番強力な活性を持つ一方で、副作用という名の「パンチ力」も大きいです
私の体験談としては…

・頭痛する
・吐き気がひどい
・ていうか吐いた
・腹痛がひどい
・しんどくて起きてられない

といった症状が現れたことがあります。

 

特に「プロセキソール」という薬はエチニルエストラジオールの量がとても多く、1錠でも飲んだら数時間後、翌日の吐き気や頭痛、腹痛がハンパないです。

 

「わたしプロセキソール愛用してますけど、平気ですよ」というMTFさんも中にはいるので、これは個人差が大きいと思います。

 

「昔は大丈夫だったけど、睾丸摘出後から副作用が強くなってきた」というMTFさんもいます。

 

おそらく、まだ血液中の男性ホルモン値が高いうちは副作用がそこまで強くでないけど、男性ホルモン値が下がってくると副作用が強く感じるようになるのかもしれません。

 

 

 

私の体験談として、プロセキソールの10分の1しかエチニルエストラジオールが入っていない薬でも、同じように吐き気、頭痛、腹痛がおこったので、睾丸摘出後のMTFにはエチニルエストラジオール製剤は必要ないよなぁと感じています。

 

 

 

ネットで調べた情報によると、エチニルエストラジオールは1日の上限が0.5mgということらしいので、プロセキソールなら1日半錠、リノラルやNCノーム、エチニルエストラジオール薬では1日10錠が上限のようです(理論上は)
しかし、だからといってそんなに大量に飲むのは体への負担が大きいと思うので止めたほうがいいでしょう。
1日6錠とか8錠飲んでる人もいるようですが、自己責任でやってるのでしょうね…。

 

 

 

抗男性ホルモン薬でテストステロン値下げる


アンドロキュアージェネリック50mg50錠

 

女性化する = 女性ホルモン

と、思いつくのは普通だと思う。

 

でも、「男性ホルモン」を抑えきれなきゃ女性ホルモンの量を増やしても、なかなか男要素が減らない(汗)

 

というワケで「抗男性ホルモン薬」で血液中の男性ホルモン値を下げる方法もあります。
私も昔やってました。

 

抗男性ホルモン薬として有名なのは「アンドロクール/アンドロキュアー」というものです。

 

有効成分は「酢酸シプロテロン」というもの。
(※シプロテロン酢酸塩という言い方もいます)

 

 

ネットで調べた情報によると、有効成分の「酢酸シプロテロン」は、ヒドロキシプロゲステロンに属する、合成プロゲステロン(黄体ホルモン)成分とのこと。
酢酸シプロテロンは、デヒドロエピアンドロステロン(DHEA)からアンドロステンジオンへの変換過程を阻害して、その先のテストステロンやジヒドロテストステロン(DHT)生成量を減少させるらしい。

 

また、副腎でのアンドロゲン(男性ホルモン)生成を抑制するとのこと。

 

 

ジヒドロテストステロン(DHT)というとAGAなど、男性型脱毛症の原因物質と言われているので、AGA対策として酢酸シプロテロンを使う人もいると思います。
詳しくはこちら → MTFのAGA、薄毛、ハゲ対策

 

 

 

 

どうやったら女らしくなる?

私の体験談と、周囲のMTFさんの様子を見ての主観でしかありませんが、書きます。

 

女性ホルモンの影響で体や見た目が女っぽくなっていくのは当然なのですが、ある日を境に一気にその速度が増していき、より女性らしくなるタイミングがあります。

 

それは血液男性ホルモン値が女性基準値なみに下がってからです。

 

男性ホルモン(テストステロン)基準値は以下の通りです。

 

男性:2000〜7600pg/ml
女性:60〜800pg/ml

 

※※血液検査結果の表記によっては、単位が「pg/ml」ではなく、「ng/dl」の時もあります。
単位が「ng/dl」だった場合は
男性:2.00〜7.60ng/dl
女性:0.06〜0.80ng/dl と、なりますのでご注意

 

エチニルエストラジオールや、抗男性ホルモン薬の影響で、血液中の男性ホルモン値が女性基準値並み(60〜800pg/ml)に下がってからがより女性らしくなっていく気がします。
私自身、自分の体の変化を大きく感じるようになったのは、女性ホルモン開始から半年過ぎた時くらいでした。

 

その時はもう血中テストステロン値はかなり下がっていたし、肌もモチモチになっていました(特に二の腕!)

 

「ホルモンが効いているか?」どうかは、見た目やおっぱいの大きさではなく、血液中のテストステロン値や女性ホルモン(エストラジオール)値を検査してみてから判断したほうがいいと思いますし、検査しないと判断できないと思います。

 

 

もし、あなたがホルモンやってるのに女性らしくなっていない!と感じるのなら、まず最初に血中テストステロン値を検査してみましょう。

 

 

 

 

酢酸シプロテロンの上限量

 

これもネットで調べた情報ですが、アンドロキュアーなどに含まれている酢酸シプロテロンの上限は1日あたり100mgのようですね。

 

イギリスでの処方の場合、男性の性欲亢進を目的とする場合は1回1錠を1日2回使用するらしいです
(※もちろん、イギリスでの処方データなので、これを日本でそのまま鵜呑みにするのは危険ですけどね)

 

 

 

注意点と目的

MTFさんが抗男性ホルモンを使用する目的は1つ。
それは、「血中テストステロン値を女性基準値まで下げること」です

 

ということは、血中テストステロン(男性ホルモン)値が女性なみに下がったら、抗男性ホルモンはもう使用するの止めたほうがいいと思います。

 

「飲まないとまた男に戻りそうで怖いんです」

 

「また男性ホルモン値が高くなりそうで怖いんです」

 

という意見もあると思いますが、男性ホルモン値を下げるのに半年程度かかったように、男性ホルモンが戻るのも半年以上かかると思います。
それに、抗男性ホルモンを使わなくても、女性ホルモン薬や注射を続けていれば、男性ホルモン値が高くなることはもうないと思います。

 

それに、性ホルモンによる体の変化は不可逆的なものなので、睾丸が活性化して男性ホルモン値が男性なみに高くなる可能性はかなり低いと思います。

 

 

なにごともホルモンや薬に頼ってしまうと、依存症や強迫性障害っぽくなっていきますので、なるべくホルモンなど薬の使用量は減らしていき、服装や髪型、ボイストレーニングやメイクなどなどで女性らしくなっていったほうがいいと思います。

 

(いくら女性ホルモン大量投与しても服装は変わりませんしね)

 

 

 

 

 

プロベラでちくび大きくなった(体験談)


プロベラ(Provera)10mg

 

MTFが女性化するにあたって、「プロベラなどの黄体ホルモンはいらない」という意見もありますね

 

私の体験談としては、プロベラ10mgを1日2錠ペースで飲んでたら乳首が大きくなったので、おっぱいをより女性っぽくしようと思うなら使う意味もあると感じます。

 

ただ、胸が大きくなった感じはあまりなかったですね。

 

プロベラを使っている期間は胸が張った感覚がありましたが、張っているだけで大きくなったわけではないです
プロベラを辞めたら胸の張りも収まってきたので、プロベラで胸が大きくなるかは謎というか微妙です

 

もちろん個人差があるので、大きくなる人もいると思いますし、私ももうすこし継続していたら大きくなったのかもしれません。

 

 

それよりも一番大きな変化は乳首が黒くなったことですね

 

妊娠した女性みたいに真っ黒になりました(笑)

 

色黒対策としては… ハイドロキノン入りの塗り薬を使ってみたら多少マシになりました

 

 


ユークロマクリーム4%(ハイドロキノン)

 

↑コレは肌の色素を漂白する「ハイドロキノン」という成分が入っているクリームです。

 

ハイドロキノンは劣化しやすいので、冷蔵庫に保存する必要があり、手で触った場合、手の色素も漂白しちゃうっていう、ちょっと扱いが面倒なヤツなんだけど。

 

比較的使いやすくしたのがユークロマクリームね。
(一応冷蔵庫に保存してたほうがいいですよ)

 

「ハイドロキノン」は皮膚科に行けば500円程度で買えますが、1ヶ月を過ぎたら使用できなくなるなど、使いにくいので、そういうのが面倒だって人にはいいでしょうね。

 

私が使ってみたところ、黒い乳首も多少マシになりました。

 

毎日塗っても変化を体感できるまで1ヶ月以上かかるので、継続してねばりづよく塗り続けないと変化に気づけないかもしれません。

 

また、ハイドロキノンは日光に当たると劣化するので、塗った部分は直射日光に触れないようにしたり、もしどうしても防ぎきれない場所なら、日焼け止めを塗るなどして対策しましょう

 

 

乳輪肥大化の目的

先ほどの話にちと戻ります。

 

「プロベラじゃあんまり胸大きくならない」って書いているんだけど、じゃ、プロベラを使う意味は?

 

って思いますよね。

 

わたし的には、プロベラなどの「黄体ホルモン」は乳輪大きくしたり、乳首大きくなったりするんで、後は豊胸すれば、バランス良く、見栄えも良くなるかと思ってます。

 

胸が小さいからと豊胸するのはとてもイイんだけど、乳輪とか乳首が小さいと、豊胸した時にバランスが悪いので…

 

黄体ホルモンなどで、乳輪大きくしておけば、豊胸後もバランスの良い胸ができるはずっす。

 

※女性ホルモンだけでCカップ以上になる人は100人中1名くらいなので、豊胸を視野に入れておくとガッカリしたり、落ち込むこともなくていいですよ。

 

 

まとめ

ホルモン開始2週間も過ぎると女性ホルモンに体が慣れてくるだろうから、ホルモン量を増やしてイッキに女性化をはかるのもいいかなと。

 

女性ホルモンだけだと、血液中の男性ホルモン値がなかなか下がらないので、抗男性ホルモンを併用するのも手。

 

自分にホルモンが効いているか確認するために、ホルモン開始から半年後までは、1ヶ月に1度、血液検査をして検査のテストステロン値が順調に下がっているか把握しましょう。

 

ホルモンの投与量と身体の変化は人によって違い、個人差が大きいので他人の例を鵜呑みにせず、絶対にじぶんで血液検査をして投与量を決めていきましょう。

 

自己責任とはそういう意味です

 

 

 

血液検査の結果、血液中のテストステロン(男性ホルモン)値が女性並みに下がっていれば、すぐにでも抗男性ホルモンは止めていいと思います。

 

なぜなら、抗男性ホルモン薬を使う目的が、血液中のテストステロン値を女性並みに下げることだからです。
目的達成しだい、アンドロキュアーなどの抗男性ホルモンの投与は止めましょう

 

 

血液検査は近所の病院ならどこでも可能です。

・内科
・美容外科
・婦人科
・産科
・産婦人科
・皮膚科
・耳鼻科

どこでも可能です。

 

とにかく病院で「血液検査したいのです」って言いましょう。
言えば保険適用(3000円程度)でやってくれます。
(美容外科は保険適用外になります)

 

以上のことをガッテンしてくれたら次に進みましょう。

 

 

 


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※ここで紹介しているホルモンの組み合わせと使用量はあくまで目安であって、効果を補償するものではありません。

 

「必ずコレじゃないとダメ」ってものでもないので、参考程度にしてください。
また、このホルモン量は私が使ってみての感覚と、ネットで調べた情報を元に書いています。

 

あと、飲み薬よりも注射のほうが、はるかに身体に良いし、副作用も少ないですし結果が出るのも早いです。

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