女声ボイストレーニング　甲状軟骨形成術4型　輪状軟骨接近術

どうも、みさきです。

女性声（女声）については多くのMTFがお悩みのことと思います。

私も悩んでましたし、今でもまだ満足できてないといえば、
満足できてません（笑）

MTFにとって永遠の憧れ…おっぱいと女声。。

おっぱいも声も手術という方法があります！

今回は誰も語らなかった、誰も語ろうとしなかった【声の女性化手術】
「甲状軟骨形成術4型」についてご説明してます

模型を使ってご説明

これは声帯やのど仏がある「甲状軟骨」の模型です。
100均で買ったねんどで作りました

ベージュの部分が軟骨（骨）ピンク色の部分は腱や筋肉です。

まんなかにある大きい部分が「甲状軟骨」で、
その下にチラッと映っているのが「輪状軟骨」です。

甲状軟骨形成術では、甲状軟骨と輪状軟骨を
医療用の糸で結び近づけることで、
物理的に低い声が出せないようにする。というものです

次に、声帯です。　模型は作りが雑なので、
右上のwikipediaの画像を参考にしてください（苦笑）

輪状軟骨と甲状軟骨を接近させることによって、
甲状軟骨の中にある声帯が引き伸ばされ、声帯が張り詰められます。

それによって高い声になるというものがこの手術のおおまかな内容です。

私が手術をした病院では「甲状軟骨形成術4型」と言ってましたが、
病院によっては「輪状軟骨接近術」とも呼ばれたりするのでご注意ください。

恐らく「甲状軟骨〜」はソニーのウォークマン的な商標的な呼び名で、
「輪状軟骨〜」はMP3プレイヤーのような「声を高くする手術」一般の呼び名だと思います
（私の勝手な妄想ですよｗ）

手術部位（切る場所）

手術は局所麻酔で行われ、意識がある状態での手術となります。

切る場所は甲状軟骨の中心部ですね。
皮膚だけを切り取り、骨は切りません。

また、声帯や甲状腺に穴を開けたりするわけじゃないので、
手術中も問題なく呼吸や発声ができます。

手術がある程度進んでいくと何度か「声の高さ」の確認をされます。

とりあえず「あーーー」と言ってみて、
自分がその声の高さで満足ならば、その高さで決める

という感じですね。

手術中「あーー」と声を出してみて、「まだ低いな」と思ったら、
お医者さんが更に糸を強力に結び、甲状軟骨と輪状軟骨をより接近させます。

そうすると、意識せず出す声がだんだん高くなるんですが、
糸を強く結びすぎると

裏声にしか聞こえない声

になったり、変な声（高いけど、女性的とはいえない声）になるおそれがあるので、
お医者さんもあまり高くすると「ここまで高くすると声が変になるよ」と
手術中アドバイスしてくれます。

手術のメリット・デメリット

トータルで考えれば、私は喉の手術をして良かったと思います。

地声が高くなりましたし、物理的に低い声が出せなくなったし、
相乗効果でボイストレーニングも頑張れました。

また、甲状軟骨形成術と同時に行った「アダムのりんご切除術」
つまり、のど仏を切る手術も行いましたし、
その結果、のど仏があまり目立たなくなりました。
（もともとそんな出てなかったですが）

ただ、当初思っていたほど「救世主的」な手術ではないですし、
手術後の後遺症も残るし、そのせいで後悔したこともありました。

今は後悔してないですが、手術後半年くらいは悩んでたので、
あまりオススメできる手術じゃないと思っています。

声を高くする手術をしても、女性声のトレーニングは必要になるでしょう。

これは、女性声とは「単純に高いだけの声じゃない」という
研究結果からもわかってます。

また、手術後1〜2ヶ月は「発声」自体きつく感じますし、
とくに「小さな声での会話」が難しくなります

慣れるとできるようになるんでしょうが…これも後遺症の１つかも。

また、ボイストレーニング、ボーカルトレーニングをしていれば、
男性でも出せたであろう高さのキーがなかなか出ません。

喉の奥で何かが「カチッ」とロックしているかのような感覚になり、
ある高さまで声を高くしていくと、底から先がいきなり出せなくなります。

これもボイストレーニングでなんとかなるのかもしれませんが、
私は今のところこれ以上のキーが出せないというラインがあるので、
これも手術の影響だと感じています。

手術をしている病院

東京医科大学八王子医療センター

ひろしば耳鼻咽喉科

手術時の注意

注意ってほどのものでもないですが（笑）

私は21歳の8月に京都府の病院で手術したんですが、
当時は愛知県豊田市に住んでいました。

なので、術前検査や、手術後の通院などで、
愛知県〜京都府の往復がめちゃめちゃ大変でした。

新幹線使えば1時間30分くらいですが、
鈍行（東海道線）で行くと3時間30分くらいかかります（笑）

術前検査、手術、術後の通院で合計5回ほど愛知から
京都まで往復しましたが、これはめちゃくちゃ骨が折れるので…

毎回、新幹線で行くくらいの財布の余裕がないなら、
病院の近くにウィークリーマンションとか借りて住み込むとか、
旅行気分で行くくらいの気持ちじゃないときついかも（笑）

京都周辺、東京周辺にお住まいの方なら問題ないんですけどね。

ちなみに、京都は5回行きましたが、全部通院と検査だったので、
観光したことは一度もないです！！ｗｗ

清水寺？真宗本廟？祇園？見たことあるけど行ったことないです！

次は観光で行きたいなぁ…京都。

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私は女性として社会に溶け込んで生活しています

ネットでは顔出しして、堂々とニューハーフだとか、性同一性障害、GIDだとかバラしてますが
それでも日常生活は女性で生活してます

周囲の人間もぜんぜん元男だと気付いていないというか、
元男だと知ってても女性扱いされるのが当たり前になってます

けっこう自慢ぽく聞こえますね（汗）

ですが、昔から女ぽかったとかは一切ありません

むしろ体もゴツいし、体毛も濃いし、体格もよくて
声も低かったのでかなり男らしい男で生活していました

今でも身長は174cmあるし、足のサイズは28cmです
体が大きいので女性服はXXLじゃないと着られないし
丈が足りなくて不格好になることがほとんどです

っていうかそこらへんの男性よりも体格がいいので
気をつけないと「男が女装してる感」が出てしまいます（涙）

そんな私ですが、女性として生活するためにホルモンの知識を学び
肉体改造の方法を知り、少しずつ確実に一歩ずつ進んで着た結果
今の生活を手に入れることができました。

当然ですけど、私も初心者だったし未経験だったし
男だったし、自分への自信もなくてパス度もゼロだった訳です

肩幅も広くて骨格もゴツい。

こんな私でも行動したら女性で生活できるようになりました。

結局は行動すれば結果は出ていくのです。

誰だって行動すれば女性で生活することができます
（性同一性障害の診断書があるとか無いとか関係なくです）

行動していけば女性として自分に自信を持てるようになり、
自分が望む生活を手に入れることができるのです。

そんな男から女になった方法をこちらの記事で話しています

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スザンヌみさきの自己紹介と理念

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