GIDなのか？自問自答してます

○○さん、どうもこんばんは〜
スザみ〜　こと、スザンヌみさきです。

初めてのメールということで、
勇気を出して踏ん張って書いて下さってありがとう☆

>昨日、ウィッグを新宿に買いに行った時の事なのですが、
新宿で４０年続いているというお店で接客してくれたのは６０代くらいのおじさんでした。
芸能人の方もそのおじさんに会いにくるらしく、
>本当かどうかわからないですが、おなべという言葉は自分がいい始めたとも言っている方でした

この業界ではよくある話です。
事実だったとしても、話半分で聞いとけばいいですよ〜

>そういう人達は大体の人が自殺している事と、玉を取ったら早く適合手術を受けたほうがいい等の話でした。

どこの誰を指して言ってるのかわかりませんが、
完全にガセネタですね〜
じゃあ、今まで何人と出会って、そのうちの何％が自殺したのか、自殺の現場を見たのか聞いてみればいいすけど、
たぶん、噂とか誇大表現とかだと思いますよ。

あ、玉を取ったら、早めに性別適合手術受けるのはそうですね。
睾丸摘出すると、陰嚢が萎縮するからですね。　
（まぁ、べつに10年くらい過ぎても問題はないですよ）

>結局、女装だけにしておいた方がいいよという事を言われ、後から何故か悲しくなりました。

そういう考え方の人がいるのは事実ですけど、だからといって
○○さんがその人達に合わせる必要はないですよ。

例えるなら、都会に住んでいる人は「都会は便利でいいよ」って言うかもですが、
別に田舎に住んでても良い所はあるし、都会に住む、田舎に住むってその人の自由じゃありませんか？

他の顔も知らない多数の意見であって、○○さんがそうしなければならないって理由にはならないと思いますよ。

>日々自分は異性装なのかGIDなのか自分は何なのか自問自答しつつ生活しているのですが、
>こういった心境の落としどころ、またどのように消化したのか、
>そしてみさきさんが２１歳の時、何を考えていらっしゃったのか教えてくださると嬉しいです。

GIDかシンプルに一発で判断できる方法があるんですけど、
次の質問に応えてもらっても大丈夫ですか？

周囲の誰も反対せず、社会的にも認められ、応援までされている状態で、
「自由にしていいよ」と言われたとして、○○さんが取る行動は？

という答えが出たとしたら、高確率でGIDだと思いますよ。
ってか、GIDじゃなくても女性化していいと思います。

私もGIDの診断書とか持ってませんし、
全部自分で行動してきましたよ。
自分の体だし、成人なので責任は全部自分で取ればいいだけなので今の私になってます。

21歳の頃なにを考えていたか？
って質問は次回お話します＾＾
ではでは〜〜
↑こんな好条件で女にならない道を選ぶのは
生まれながらの男性くらいです。

○○さん、おはようございます、みさきです
返事はたまたまタイミング合ったので早くなりました＾＾
（遅い時は２日くらい送れます・・・）

>MTFでもいろんな方々がいるのに、そっち方面と交流する機会があるおじさんでも、
自分がそういった話をした時のはじめの返してくれた言葉が自殺の話だったので、みんながみんな違うのにと思ったのです。

初めて合った人がそれだと落ち込みますよね（汗）
MTFというか、世の中には色んな人がいますよ。

ポジティブな人、リスクばかり見る人、リスクをチャンスと捉える人、
自信がない人、自信満々な人。

これからMTFとかFTMとかIS（半陰陽）とか、人生の中では
色んな人と出会っていくことになりますが、
みなさんそれぞれ違います。

なので、他人の意見は尊重しつつも、
他人に自分の意見を流されたり、染められる必要はないです。

○○さんは○○さんなりの考え方や価値観を持っていて当然ですから、
自分にもっと自信を持って行動すればいいだけです

>今まで生きてきた自分も消さないでといいそのなかでもがいている自分も消さないでと言っているので
>うまいバランスをみさきさんみたいに見つけたいです。

おそらくそれは、過去の自分を否定したり、
自分のことを後ろめたく思わないって意味だと思いますよ

>ああ女性に生まれたかったです。女の子みたいと小さいときから
中学くらいまで言われてましたが所詮男なんですよね。

私も過去はそう思っていましたが、
それって「過去の自分」を否定していたり、
「後ろめたく」思っているからなんですよね。

所詮、自分は「女性の成り損ない」って思っていると、
自分に自信なんて持てませんし、この先一生「成り損ない」って後ろめたさが自分に付いてまわります。

そんな風に、今の自分や生まれ持った特徴を認めることができなければ、
たとえSRS手術しても女性になれないって現実に嫌気が指して自殺してしまう人もいるのかもしれません。

これはコンプレックスを認められない人によくある特徴です。
GIDでも、そうじゃなくても、例えば、生まれた人種がほかとは違う　→　（黒人など）

とか

差別階級に生まれた（日本の場合だと部落出身者）などの理由で自殺したり、精神的に病んだりする人はどの世界でもいらっしゃいます。

これってのは、「私は生まれながらに劣っているんだ」という劣等感がそうさせているのかもしれないです。

実際、どんな人種、国、宗教、性別、家庭に生まれたとしても
人間はみんな平等だし、それぞれ価値があるはずなのに、
誰かが決めた価値観に自分の価値観を左右されてしまって、自分のことを後ろめたくおもったり、
差別されてしまうことが原因の１つにはなってると私は思います。

なので、この先自殺したくないと思うなら、
自分の性別や身体、出身地に対して
「劣等感」なんて感じちゃダメです。

>質問の方ですが、あの条件の場合でも、女性になりたいと思います。

そうですか、なら安心しました。
では、今日でも、今からでも胸を張って
堂々と女性化していけばいいですよ。

自分の人生、自分の生きる道なのだから、
他人からの許可とか診断書とか関係ないって思います。

「アイスクリーム食べたいから食べる！」
（女で生きていきたいから、男捨てる！）

シンプルでいいと思いますよ。

○○さん、言うの忘れてたんですけど、
私が21歳の時は、手術のことと、金をどうためるか？

ってことしか考えてなかった気がします。

その結果、手術費用も用意できたので、
集中することって大事だと思いました。

ではでは

○○さん、おはようございます。
みさきです

>他の人のものさしで当てはめるのではなく自分のものさしで価値を見いだしていくのが大事なんですね。
>自分に自信が持てるようになりたいです。

そうですか〜　すぐには難しくても、それを意識していけば、
じょじょに自分に対しても自信が持てるようになっていきますよ。

>その話を聞いてたとき、
>自分のこの悩んでいる事も武器にできたらなぁと漠然とですが考えていました。

そうですね、自分ではデメリットや悪い点だと思っていた部分も、
考え方次第で協力な武器になります。

それに気づいたら、自分に対する劣等感なんてなくなりますし、
他人に何を言われても「私はわたしだから大丈夫」
って思えるようになりますよ☆

そしたら怖いものなんてなくなります

>一緒に演劇を勉強しているFTMの子は大阪出身ですごく明るい子です。
>おなべタレント改めおにいタレントと宣言してプロダクションに入り演劇を頑張って勉強しています。

そのFTMの子は一種の「悟り」
みたいなのに気づいたみたいですね。

開き直るっていい方もしますけど、かなり精神的に悩んだこともあっただろうけど、とても強い人だと思います

（中略）

>ジェンダークリニックではそういった今までのキャリアは大丈夫なんですかときかれます。
>キャリアなんてたいしたものではないのですが、
>これは今まで男として生きてきて積み重ねてきたものに大丈夫なんですか？
>と訊かれているみたいです。
>男というか一人の人間として生きてきただけなのですが、そういうところまで性別はついてまわるみたいです汗

私が思うに、それはジェンダークリニックの先生が、
○○さんを試しているのだと思います。

性別を変えるってことは、今までの過去の「男の時代」を捨て去って、
女として生きていくことが必要です。

もし、男の自分や、男としての自分の立場や
環境を捨てきれないでいる人は絶対に女にはなれません。

絶対にです。
どこか女らしい男が出来上がるだけです。

そーいう「覚悟」があるのかを判断するために、
あえてそういう言い方をしているのだと思いますよ。

だから、今までの人生がこれからもついて回る　　・・・という意味ではなく、
○○さんの本気の覚悟を確かめたかったのでは？　　と思います。
（女になったんでわかりますが、男時代は良い意味でも、悪い意味でも消え去らないですよ）

>最近はアニメのほうがやりたくて、ボイスサンプルを作ったりしたこともありちょい役ですが声の仕事に受かりました。
>声のほうだけ生かして（女性合唱をしてたので少しだけ高いみたいです）女性化する事も視野にいれています。

過去に女性合唱をしてたのですね。
今の声が男性声なのか、女性声なのか私はわかりません。

が

もし仮に男性声だったとしても、過去の経験があるので
通常なら１年近くかかる女性声の練習も、
○○さんだったら２〜３ヶ月で習得できるかもですね＾＾

今は仕事の面でも生き方の面でも、性別のことでも悩める時期だとは思います。
今しか悩めないんで、今のうちにシッカリたくさん悩んでおくといいですよ＾＾

キツイですけど、キツイことを経験したら、
あとで強い自分が手に入るのは筋トレと同じですからね〜

ちなみに、私の意見ですけど・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今は男として○○業をやっていたとしても、
これから女になってもいいと思いますよ。

男として○○やってきた経験や技術は、
性別が変わったくらいでは失わないと思うし、
これまで築いてきた環境や実績などもなくならないです。

シンプルに考えれば、ただ性別が変わっただけですから、
堂々とすればいいと思います。

「○○は自分のどんな点も演技に活かす」というのなら、
男だった過去も十分○○に味を出す要素になると思います。

それに、MTFの場合、どう頑張っても女になるしか道はないんですから、
それならば若い内に、女としての青春を楽しんだほうが良いと私は思います。

成人式とか振り袖で出席した方が楽しいですからね。

ではまた〜