「女になるのは「悪い」こと?」
最終目標は「女」じゃない?
知っておきたいホルモンの基礎知識
女になるのは「悪い」こと?
全日本NH化計画
トランス用語集1
両親を裏切るわけにはいきません…。
私に届く相談メールの中には「両親に悪いから」
「親を裏切るようで気が引けます」という意見がまれにあります。
男として生まれた人生を捨てて、「女」として生きていくんだから、
そう言われれば確かに両親の期待を裏切っているような気がする人もいるでしょう。
ご両親だって小さい頃から「男の子」として期待を掛けて
育ててきたのだから裏切り行為とみなされても仕方ないかもしれません。
が
そんなことはありません(笑)
むしろ正当な行為ですので、胸を張って女性化していいんですよ。
なぜなら、性同一性障害のMTF人のを女性化させることは、
「治療行為」として日本国が認めていることなのです。
そもそも脳の構造が違う
性同一性障害の人は、そもそも脳の構造が普通の人と違っています。
例えば男性に生まれたけど、女性として生きている人(MTF)の場合、
脳の構造がかなり女性に近いっていう調査報告があるようです。
性同一性障害の人が生まれるハッキリとして理由はまだ解明されてませんが、
お母さんのお腹の中に居た時に、なんらかの影響で、
男性ホルモンが分泌されなかった(少なかった)胎児(男の子)がMTFになる。
お母さんのお腹の中にいる時、なんらかの原因で、
男性ホルモンが大量に浴びせられてしまった胎児(女の子)が
FTMになるってことが今の研究では有力な仮説です。
ま、簡単に言うと、
生まれる前からオカマはオカマなのだよ
だから、あなたのご両親がどんなに頑張ってあなたを男の子らしく、
男の子だけの社会で育てたとしても、最終的には女になってしまう。
これがMTFの頭脳です。
生まれた時から既に頭脳が女なんだから、どうあがいたって女なのですよ。
男で生きようと頑張ること自体、最初から無理だということです。
無駄なあがきはそろそろ辞めて、
本来の姿に戻るため、女性として生きていけばいいって思うよ私は。
だから「女になることが悪いこと」なんて思い込みは根本的に間違っているのです。
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